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ん?debian13.1 GNOMEをNX3で使ってみたが

 debian 13.1 を使ってみました。Debian 13.1 は、2025年9月6日にリリースされています。レッツノートのCF-NX3にインストールしてみましたが、いろいろと難点あり。正直使い勝手は、悪くないんですが、ん〜🙁というのかホンネです。

デフォルトのデスクトップ画面

インストールは、10分ちょっとで完了。debianのインストールは、ちょっと手間がかかります。カスタマイズが細かくできるのが特徴ですが、初めての人には設定が難しい。

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インストールの際には、パスワードを短めに設定しておいたほうが、後々が楽です。インストール後は、パスワードの入力する機会が多いので、短めのほうが作業が捗ります。初期設定後に、パスワードは変更できます。

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メニューは、キーボードのWindowsボタンでも出てきます。

動作環境とメモリ消費

debianの必要動作環境は、以下のとおり

推奨環境は、以下のとおり

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GNOMEのデスクトップ環境は、アイドル状態で1.6GB程度メモリを消費します。4GBだとdebian13は、ちょっと厳しいかもしれません。

どうやって電源切るの?

このdebianの画面配置、デザインは、好き嫌いかなりありそうです。まず、どうやって電源を切ったらいいのか、最初は迷います。

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電源操作は右上へ。

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右上の電源アイコンから再起動、電源オフができます。

日本語入力の設定をローマ字とかな入力で

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日本語入力はいいですね。デフォルトでローマ字入力ができるのはポイントが高い。

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日本語の入力を「かな入力」ができるようにします。メニューからMozcの設定➡かな入力に変更します。

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これでかな入力で日本語が入力できるようになります。

デフォルトのインストールソフト

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テキストエディタは、GNOMEのデフォルトタイプ。

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ファイルブラウザも、GNOMEのデフォルトタイプです。

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デフォルトブラウザは、Firefoxです。

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LibreOfficeは、デフォルトでインストールされています。文書作成と表計算は一応できます。

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ディスクももちろん入っています。パーテーションを操作したい方には必須アイテム。

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Google Chromeをインストールします。

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Google Chromeの公式サイトから、debパッケージをダウンロード。

ダウンロードしてきたdebパッケージをクリックしてインストーラが立ち上がります。

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問題なく、Google Chromeをインストールできました。

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追加したソフトは、ダッシュボードにピン留めできます。

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ソフトウェア類の追加は、ソフトウェアセンターから。

GIMPは最新版

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ソフトウェアセンターから、GIMPを追加していきます。

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GIMPのバージョンが気になりますが、ソフトウェアセンターからインストールして追加します。

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インストールしたGIMPのバージョンは、新しい3.0.4でした。ブラシ類は後で追加ですね。

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テキストエディタのSublime Textをインストールします。Python、PHP、HTML、CSSのエディタで使いやすいので、いつもSublime Textです。

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debianのソフトウェアセンターには、Sublime Textはありませんでした。Sublime Textの公式サイトからダウンロードして、と思いきやちょっと手間がかかります。

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どうもターミナルでコマンドを入力する必要ありなので、端末を起動。

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Sublime Textの公式サイトにかかれているとおりのコマンドをコピペ。端末は、suで入っておいたほうがいいかもしれません。

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何回かエラーがでましたが、同じコマンドで試すとインストールできました。

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Sublime Textが追加できました。

タッチパッドの2本指操作を変更

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タッチパッドの2本指でのスクロール方向を変更。下にスクロールすると上に画面がスクロールしてしまうので、設定を変更します。

設定➡マウスとタッチパッド➡タッチパッドでスクロールの向きを変更できます。

外観のデザイン一覧

ここからは、外観の設定です。

debian13.1の外観設定は、基本的には、白の背景かダーク背景の2パターン。アクセントカラーも選択できますが、見た目に大きな変化はありません。

白背景の外観デザイン一覧

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ダーク背景の外観デザインの一覧

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ダーク背景に設定した場合、LibreOfficeの編集画面の背景も黒になります。

ファイルで一括リネーム

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デフォルトで入っているファイルブラウザで、一括リネームができるかチェック。これがあるとないとでかなり作業に違いが出てきます。

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基本的な一括リネームはできます。これはいいです。試してみましたが、正規表現は使えないみたいです。

パスワードを変更します

設定が終わった段階で、パスワードを長いものに変更します。

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メニュー➡設定で設定画面を

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設定➡システム➡ユーザーでパスワードを変更できます。

別のLinuxの起動USBを作成

もし、debian13.1の操作性がイマイチだなと感じたら、別のLinuxディストリビューションに乗り換えるのも簡単です。

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USBイメージライターが入っていないので、追加インストール。

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USBイメージライターで、UbuntuのISOイメージをUSBメモリに書き込んで起動USBを作成。

使い方としては、こんな感じでした。

まとめ・個人的使いやすさ感想

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Debian13.1は、個人的にはかなり違和感があります。タブレットでの操作をしたい方にはいいような気がします。ノートパソコンでの利用には、イマイチな操作性。

個人的には、50点。好きになれない画面デザイン、配置です。debianは当分使うことがないかな、という印象。どうも、debianの方向性がイマイチわからない。このUIは、タブレットならいいかもしれませんが…。

気になる方は、使ってみるといいかもしれません。

Debian 公式サイト(英語)

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