Kubuntu25.10をNX3で使ってみた。重いのか?
今回インストールしたのは、Kubuntu 25.10。「くぶんとぅ」です。Uubntuの派生ディストリビューションで、KDEベースのPlasmaデスクトップ環境が入っています。レッツノートNX3にインストールして使ってみました。かなり正直に言って、重いです。
🐹 Kubuntu 25.10「Questing Quokka」登場!
Kubuntu 25.10「Questing Quokka」は、2025年10月9日にリリースされた最新バージョンです。
“クオッカ”という名の通り、使う人を笑顔にする、洗練されたデスクトップ環境と安定性を兼ね備えています。
このリリースでは、KDE Plasma 6.4.5、Qt 6.9.2、KDE Frameworks 6.17.0 を搭載し、動作の軽快さとデザイン性が大きく向上しました。
デフォルトセッションは Wayland に変更され、より滑らかで安定した描画環境を実現。
従来の X11 もオプションとして利用でき、環境や用途に応じて選択が可能です。
標準アプリケーションも刷新され、ファイルマネージャ「Dolphin」、PDFビューア「Okular」、画像ビューア「Gwenview」などが最新版に更新されています。
また、Firefox 143(Snap版) や LibreOffice 25.8 が標準搭載されており、インストール後すぐに実用的な環境が整います。
⚙️ 性能アップ&かわいさも満点
Linuxカーネル 6.17 により、最新ハードウェアへの対応がさらに拡大。
ノートPCからデスクトップまで、高速かつ安定した動作が期待できます。
KDE Plasma の柔軟なカスタマイズ機能も健在で、テーマ・パネル・ウィジェットなどを自由に調整でき、自分に最適な作業環境を構築できます。
既知の問題としては、Flatpakアプリのインストール時にAppArmor設定との不整合が発生する場合がありますが、設定の調整で回避可能とされています。
総じて、Kubuntu 25.10「Questing Quokka」は、最新技術・安定性・デザイン性を高い次元で融合したリリースです。
美しい外観と堅牢な基盤を両立し、日常利用から開発用途まで幅広く対応できる完成度の高いディストリビューションとなっています。
デフォルトのデスクトップ画面
こちらが、Kubuntu25.10のデフォルトのデスクトップ画面です。システムメニューがダーク系です。重要なポイントですが、電源のシャットダウン、再起動がしやすいのはいいです。
Ubuntu 24.04 の場合は、どこやって電源切るのか、わかりにくいかったです。参考 Ubuntu24.04.3をインストールして使ってみた
動作環境
Kubuntuの必要動作環境です。Uubuntuの動作環境と同じみたいですが、たぶんメモリ4GBだとメモリが足りないような気がします。
8GB以上あったほうがいいかもしれません。KDEのデスクトップ環境Plasmaは、かなりメモリが必要です。そもそも起動が遅いので、それなりに重いLinuxです。
- CPU: 2 GHz デュアルコア以上
- メモリ(RAM):
- 物理インストール:4 GB(4096 MiB)以上
- 仮想環境インストール:2 GB(2048 MiB)以上
- ストレージ:
- 標準インストール:25 GB 以上
- 最小インストール:8.6 GB 以上
- グラフィックス: 3D アクセラレーション対応 GPU(VRAM 256 MB 以上)
- ディスプレイ: 1024×768 以上の解像度
- インストールメディア: USB メモリ または DVD ドライブ(LiveCD などの代替も可)
日本語入力の設定をローマ字とかな入力で
Kubuntu25.10は、インストール直後は日本語の入力はできません。
Kubuntu25.10のソフトの追加は、メインメニューのDiscoverからインストールできます。
入力メソッドのFcitxをインストールします。
次は、日本語入力システムのMozcをインストールします。
これで一度再起動してから、日本語入力が「ローマ字」で入力できるようになりました。
次は、「かな入力」ができるように設定します。右下のmozcの設定画面へ。
かな入力に変更して完了です
どうも一部のキーボードのキーが入力できなかったので、キーボードを変更します。
これで、日本語の入力が「かな入力」ができるようになりました。
デフォルトのインストールソフト
Google Chromeをインストール
GIMPは最新版
Sublime Textをインストール
外観テーマは3タイプ
まとめ・個人的使いやすさ感想
データ参照・ダウンロードサイト